2020-10-30 第203回国会 参議院 本会議 第3号
大体、総合的、俯瞰的な観点で判断したと言いながら、人文科学系の研究者だけを任命拒否したのは、総合的、俯瞰的な観点に反するのではありませんか。 総理は学術会議の在り方を見直すと言いますが、安倍政権下の有識者会議が一五年三月に、現在の制度は期待される機能に照らしてふさわしいと報告したのに、今になって見直しを言い出すのは支離滅裂ではありませんか。
大体、総合的、俯瞰的な観点で判断したと言いながら、人文科学系の研究者だけを任命拒否したのは、総合的、俯瞰的な観点に反するのではありませんか。 総理は学術会議の在り方を見直すと言いますが、安倍政権下の有識者会議が一五年三月に、現在の制度は期待される機能に照らしてふさわしいと報告したのに、今になって見直しを言い出すのは支離滅裂ではありませんか。
今申し上げましたように、国内外のステークホルダーの意見を取り入れて北極に関する取り組みを推進する必要があると思いますが、このためには、自然科学系のみならず人文科学系を含む研究者、あるいは産業界、政策決定者などを結集して、産学政官の連携体制を強化することが必要だと思います。そのことにより北極に関するコミュニティーの拡大を図れるということだと思っております。
あるレベルの学会誌については、このぐらいの研究のデータであれば、この学会誌でいいだろう、もっと高度な研究データが出れば次のステップ、最後にサイエンス、ネイチャーというのが学会誌の、人文科学系は別なんですけれども、そこを目指して先生方は鋭意努力されているんだと思うんですけれども、そういいながら、我が国の評価システムとの関係で、意欲的な若手研究者が論文発表の場を海外の学術誌に求める結果を招いているんだそうです
そういう社会科学系あるいは人文科学系が不当に低く評価されるのがこの世界大学ランキングですから、だから一橋はなかなか優秀な大学の輪に入れないということもありますし、世界ランキング上位も、アメリカの中でも工科大学が結構上に来やすい。カルテクとか、いつも上の方に来ますね。 そういう偏ったランキングを使っていると、文部科学省が資源配分するのもそういう大学に偏ると思うんです。
しかも、それは理科系だけじゃなくて、人文科学系、倫理学だとか宗教学だとか社会学だとか、経済学だとか政治学だとか、ほぼ全部入っています。こういう総合的な議論を、なぜ政府はこういう議論の場を設定できないのか。それから、理工系についても、学説の対立、意見の相違というのがあるのは当たり前なんです。その様々な意見を持った理工系の研究者を一堂に会してちゃんと規制基準の議論をしてほしいんです。
人文科学系の博士課程修了者の進路動向について、文科省科学技術政策研究所の調査ではどのようになっておりますか。
これは会田先生、これは人文科学系の先生が東京大学で学位論文をお取りになったときにお書きになった論文の図を拝借しました。これは、末期患者における人工呼吸器の中止について、救急医のパフォーマンスに関する質的な研究をされたというものでございます。 真ん中にありますカラム、色付きのカラムの部分が時間の流れであります。
修士課程で、人文科学系は五九%、工学系で一〇・三%、理学系二二%というふうになっているんですね。 これは余りにも偏りあるいは格差があるんじゃないかというふうに言えるわけですが、この点、OECDの諸国と比較してみましても、OECDの平均というのは二〇〇五年のデータで、学士で女性五五%、修士で五一%なんですね。今申し上げました日本の進学率は、OECD加盟国二十七カ国の最下位なんですよ。
だから、競争的資金という場合も、人文科学系も競争的資金の中に当然入らないと困りますよということを私は申し上げているわけです。つまり、RアンドDみたいなものばかりが競争的資金の対象ではありませんよと。事実、競争的資金と言われるものの中の約二五%近くは人文系なんですね。これを縮小して科学技術系のものだけふやせというわけにはいかない。
そういった中におきまして、人文科学系の重要性というのは、そういう学問の融合という意味からも非常に重要ではないかなと思っております。 また、日本学術会議が政府に対してさまざまな提言を行う。
おりませんけれども、やはり今の、特に人文科学系の博士号、これ大体統計で見ますと、その課程を修了した人の二十数%ぐらいにしか出ていないと、こういう状況がございます。
基幹部分であって、こうした国家基盤を形成する高等教育は国の責任と考えるべきだというふうに考えている、そして、地方移管とかあるいは民営化といった場合の弊害を逆説的に考えてみますと、学術研究の分野が偏ってしまったり、あるいは地域的に大学配置の偏りができてしまうことを懸念しております、そして、特に国立大学は、自然系、理科系が中心になって、これを仮に民営化した場合には、そういうお金のかかる分野は敬遠されて、人文科学系
文部省の学校基本調査によりますと、平成十一年の大学における女性の専攻分野をちょっと調べてみますと、文学、史学、哲学、人文科学系が三一・〇%です。法学、経済学、社会学等の社会科学が二八・六%です。教育が九・二%ですが、工学になりますと五・二%、これは男子は二七・二%でございますが。それから、理学になりますと二・五%、農学は三・二%。
あるいはまた評価項目につきましても、自然科学系と人文科学系では違ってくるだろうと思いますし、教育と研究という面でもまた違ってくるというような、いろんな分野にわたっての評価項目になろうかと思いますけれども、画一的な評価でなく、もっと弾力的な項目について評価をしていただきたいと思うわけであります。
この問題につきましては、本当に採択率を上げてほしいという声が多く出されているというふうに伺っているんですが、例えば国立大学協会が一九九一年の三月に出した国立大学財政基盤研究調査委員会の全国調査の中間報告というのがございますけれども、この中でも、例えば人文科学系では六割の研究者が交付件数の増加が必要だと回答しておりますし、一方で、理工系あるいは医学、歯学、薬学系など含めて六割近くがふやしてほしいというふうに
○畑野君枝君 あわせてですけれども、特に科研費の中で人文科学系の配分結果の資料をいただきました。こういう円グラフをいただいたんですが、人文科学系の場合では件数をベースにいたしますと一三・四%、金額をベースにいたしますと八・一%ということで、件数ベースですと理工系が三七・一%、生物系が四七・二%など、比べますと人文・社会科学系が大変少ないというふうな状況になっているというふうに思います。
一言で言えば人文科学系へ女性は集中する、そして理工系には過疎であるという傾向はいまだに続いております。それはやはり高等教育だけではなく初等中等教育においてもそういう傾向を是正できないでいる問題点もあるのではないかなというふうに私は思います。 最近、国際数学オリンピックで日本の女子高校生が金メダルをもらったと。これは大変にうれしいことなんですが、いまだにこれはやはり例外的なんですね。
例えば、今、研究、特に高等教育における研究の分野では、大学院とかの博士課程、修士課程、こういうものは国立大学が約六割の学生を預かっているわけでありますし、また、特に国立大学は自然科学系、理科系ですね、これが中心になっておりまして、これを仮に民営化した場合には、そういうお金のかかる分野は敬遠されて、人文科学系のみに偏ってしまうということ。
○粟政府委員 今、防衛大学校でどういう教育をしているかと申しますと、防衛大学校は理工科系と人文科学系とございますが、すべての学生に対して、基礎教育として情報処理科目を履修させております。
○小杉国務大臣 社会人文科学系の大学院大学の意義につきまして御評価をいただいて、大変ありがたいと思います。 それに対して、事前の説明が不十分であったということは申しわけないと思っております。
これを学部別に見ますと、文科系ですね、人文科学系をとっている男性は平成元年には七六・○%就職だったのが平成六年には六八・六三%に下がりました。同じく人文科学系をとっている学生、女性は平成元年は八二・九一%でしたが、平成六年度では七〇・一四%に下がりました。男はマイナス八%、女はマイナス一二%下がるんですね。